丹中山

高知市里山保全条例の骨格案ができました


 2000年1月15日づけの高知新聞によると、高知市は14日、「市里山保全条例」の骨格案をまとめ、市里山・里林保全に関する懇談会(西村武二会長)に提示しました。

骨格案は、
 *市全域が対象だが、当面は市街化区域内とその縁辺部
 *指定候補地の現況調査を行ったあと、土地所有者らに周知
 *2週間の候補地案の縦覧の間、関係者や市民の意見書を受け付け
 *指定の妥当性について市職員や市議が参加しない「里山保全審議会」に諮問
 *里山保全地区の告示
 *所有者と「保全協定」を締結(有効期間10年)し、開発行為の制限など
 *維持管理への助成
 *開発行為の届け出義務化
 *行政指導違反には罰金の罰則
 *指定地区のうち「市民の里山」として市民に開放する部分も


 候補地の現況調査については、既に市街化区域内の2ヘクタール以上の残存緑地25カ所で実施ずみ。12年度も2ヘクタール以下の緑地約60カ所について調査を行う予定。