よいよい写真館とさでん>堀詰電停

1904年(明治37年)5月2日 堀詰-乗出間、及び梅ノ辻-桟橋間が開業しました。

周囲にはみずほ銀行、幡多信用金庫、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券等が集中する高知市の金融街的な場所です。
中央公園北側に高知警察書の交番があります。

江戸時代には本町の東端で郭中を囲む外堀が北の江の口川から南の鏡川まであり、郭外の堺町との間に架かる橋が堀詰橋でした。
海からの堀川を使う水運はここから高知城近くまで堀を通って行けたので便利でした。
中山高陽誕生地は東へ約150mの南側にあります。
立志社跡碑は東へ約150mの北側中央公園内にあります。
坂崎紫瀾邸跡は北へ約400mにあります。
吉田東洋受難の地碑は西へ約100mの中の橋通を北に約150mの左側にあります。
間崎滄浪住居跡は北方約1kmにあります。

2018年10月3日 撮影しました。


堀詰電停から東へ約150mに歩道橋があります。はりまや橋交叉点からも約150mです。
この歩道橋は両側にエレベーターがあり、自転車を2台乗せることができます。
下を伊野行きの電車627が走って行きました。
中山高陽誕生地の碑が左のビル壁際にあります。


歩道橋から西方を見ると左右にバスターミナルが見え、その向こうに堀詰交叉点や電停が見えます。
右側(北側)には中央公園があります。下を後免行きの電車619が通過して行きました。
左手のバスの左側に最近まであったビルがなくなり駐車場になりました。


戦後からずっと続いてきた居酒屋「葉牡丹」も脇腹が裸になって恥ずかしそうです。


この堀詰交叉点はよく見ると変形交叉点で、北側の道路は1本ですが、南側は筋違いの道路が
少し西に1本、少し東に中央分離帯を挟んだ2本の道路があります。
堀詰電停は北の道路から出た位置の向こう側に、いの方面行き、はりまや橋方面行きの乗り場が
電車軌道を挟んであります。その向こうには中の橋通り交叉点が見えています。


歩道橋を北に渡るとそこには高知大丸があり、左には新京橋アーケード、右には京町アーケード
の入り口があり、裏側には帯屋町筋のアーケードがあり高知の繁華街の中心です。
さらに写真の左側には中央公園が広がっていて入るとすぐ立志社跡の碑があります。


逆に東方を振り返るとはりまや橋交叉点方向です。鏡川橋方面行きの電車702がやってきました。
左側の背の高いビルは西鉄イン高知ホテルです。その手前のコカコーラの看板を乗せているのは
和田写真館です。右側には日興證券やJTB、カメラのキタムラの建物などが並んでいます。


よく見るとここからでもはりまや橋交叉点の様子が見えます。
高知駅線の電車と伊野線の電車の両方が見えます。
交差点の角のビルは北東角(左)がとさでん交通、北西角(左手前)が洋菓子の浜幸、
南西角(右手前)が四国銀行、南東角(右)がパチンコのNobutaビルです。


歩道橋の床にはカッパの図柄のタイルが敷かれていました。高知名物のシバテンなのかな。