よいよい写真館とさでん>菜園場町電停

1908年(明治41年)に堀詰-下知間が開通したのと同時に開業しました。
はじめは大鋸屋橋通(おがやばしどおり)で、1938年(昭和3年)に菜園場町に改称されました。


隣のデンテツターミナル前電停から約400m、東隣の宝永町電停からも同じくらいです。

2018年6月7日 撮影しました。
 かるぽーと前の歩道橋に上がり、まず東方向を撮りました。
 菜園場町から知寄町3丁目まで約1kmの間が直線道路です。


左に菜園場(さえんば)商店街のある交差点です。電車は西向きの菜園場町電停に停車中です。
商店街を北に50mほど歩くと武市半平太の道場跡の碑が立つ横堀公園があります。
横堀公園西側を流れているのは新堀川で、公園から北に約100mで「永野修身生誕地」、「岡本甯甫塾舎跡」、少し西に「中江兆民誕生地」があります。


菜園場町電停から西へ100mほど歩くと高知市の文化ホールといえる「文化プラザかるぽーと」があります。
その向こうには「ホテル日航高知旭ロイヤル」が聳え立っています。


ホテル等の前には海につながる堀川があり、桜の季節には両岸の並木に花が咲いてきれいです。


東から来ていたとさでんの電車618は緩いカーブを曲がり、歩道橋の下を通り過ぎていきました。


一方、歩道橋の西側は土佐橋方面です。ここには現在橋は無く電停もありません。
左側は現在バスターミナルですが、20年ぐらい前には商店が並び、後には堀川がありました。
電車軌道が左にカーブしたところに堀川を渡る土佐橋はありました。
そのたもとに水天宮とともに河田小龍の生誕地の碑があります。
またこの近くには宮尾登美子の小説「陽気楼」のモデルとなった料亭「得月楼」の現在の店があります。
坂本龍馬と行動を共にした長岡謙吉の生誕地もそのあたりです。


西方からやってきていたとさでんの電車801ごめん行きが下を通っていきました。