よいよい写真館とさでん>高知駅前電停

 JR高知駅は以前は貨物を扱っていたので広い操車場や駅舎、ホームなどにより、駅南北の町並みや交通が分断されていました。
 駅の施設全体がコンパクトに高架になったので、駅東西に新しく道路ができ南北が近くなり、また跡地利用ができ町が新しくなりました。
 北口にはバスターミナルができ、県内外へ向かうバスの予約や乗降ができます。
 ちなみに鉄道高知線(1935年土讃線に改称)は1924年(大正13年)11月15日、日下-高知間が開通、高知駅が開業しました。
 また、多度津-須崎間が開通したのは1935年(昭和10年)です。


既に路面電車を開業していた土佐電気は1928年(昭和3年)に高知駅前停留場を開業しました。
2001年4月1日、駅前の旧国道南側から、この南30mへ電停が移設されました。
この後JR高知駅の高架化が2008年2月に完成、駅舎も新しくなりました。
2009年3月には現在の電停の位置まで残りの30mを移し、駅に接続する電停も完成しました。


JR駅舎側から電停を見るとこの様で、特に雨の日には傘をささなくてよいので助かります。
電車はまっすぐ南に出て行き、旧国道を渡りはりまや橋を目指します。
料金は2018年現在、市内均一200円です。


以前はJRから電停まで行くには、駅前広場を歩き、旧国道の南側まで歩道橋を渡っていました。


駅前広場には須崎市浦の内にある武市半平太像と、高知市桂浜にある坂本龍馬像と、室戸市
室戸岬にある中岡慎太郎像の3つのレプリカが立って高知を訪れる人々を迎えています。
3つの像はそれぞれの場所で、このように南向き、即ち太平洋に向かって立っています。
四天王といえば津野の吉村虎太郎の名が上がるのですが、何故か仲間はずれで残念です。