

        2012年版
        
野閑人です。

8月12日(日)に深川八幡(富岡八幡宮)のお祭りを見に行った。 
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今年は三年に一度の本祭りで、この日は、各町神輿が六十丁以上出て、 深川の町中を渡御する。
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(通常年は陰祭りと言って、神輿の渡御は無い)。 
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 本当は去年が本祭りであったのが、震災で中止になったので、今年に本祭りをやった。
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山王祭、神田明神祭と並ぶ江戸三大祭りの 一つである。
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『神輿深川 山車(だし)神田 だだっ広いが山王様』 と、言い慣わされる深川八幡祭は四百年近い歴史がある。 
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 昼前に門前仲町に着いて、八幡様のお参りを済まし、 猛烈に暑かったので、参道に並んだ露店でかき氷を求め、 
それをチュパチュパ舐めながら、帰り神輿を見物するため 永代橋まで歩いた。 
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永代橋上では既に神輿を待つ群衆でごった返している。
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さすがに大川端まで来ると、汗した額に風が吹き抜けて、涼しい。 
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隅田川を渡る川風涼しく、江戸時代ならば永代橋の下に 神輿見物の屋根舟が浮かび、三味の音と小唄の声が 聞こえてきたことだろう。
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 −−吹けよ川風 上がれよ簾 中の小唄の顔見たや−−
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